
フルトヴェングラーの伝統を受け継ぐ村中大祐が
満を持して演奏する圧巻のブルックナー
こんにちは、村中大祐です。
この度、3年ぶりとなる私、村中大祐指揮/OrchesterAfiA(オーケストラ・アフィア)による横浜公演を開催するにあたり、先ずは、あなたをこのコンサートにご招待いたしたく、今この手紙を書いています。
今回、わたしが横浜公演に選んだ楽曲はブルックナーの交響曲第7番です。
ブルックナーと言えば「教会のイメージ」が強く、「自然と音楽」のテーマではない、と思われる方もおられることでしょう。
ではなぜ、今ブルックナーなのか?
なぜ、ブルックナーが生み出した数ある交響曲の中でもこの第7番を選んだのか?
其処にはこんな理由があるのです。
もしかしたら、私のことを知らない人もいるかもしれません。それもそのはず。私の30年の指揮者人生の大半は日本国内ではなくウィーン、ローマ、ロンドン、ブリュッセルといった海外が主な活動拠点でした。
23歳のころウィーンに渡ると、そこからは、ずっと海外を中心に活動しておりましたが、イタリアの「トーティ・ダル・モンテ国際オペラコンクール」指揮者部門「ボッテーガ」や、第1回「マリオ・グゼッラ」国際指揮者コンクールなどで第1位を獲得した後、英国のオペラの殿堂「グラインドボーン音楽祭」でモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」を指揮して英国デビューを飾り、日本国内でも、横浜みなとみらいホールと共同で「横浜オペラ未来プロジェクト」を企画・運営して、それを成功させて「ヨコハマ遊大賞」を受賞しました。
ドビュッシー没後150周年記念公演・イタリア:ベッリーニ歌劇場

今回のプログラムは、一言で言えば「記憶の棘」のプログラムです。
ワーグナーの楽劇《パルシファル》に登場する、ある人物。その人物の記憶のなかには癒えない傷がある。どんな薬も効かない。どんな時間も消せない。それは体の傷ではありません。心の奥に刺さった、「記憶の棘」なのです。
そして----これは、神話の中だけの話ではありません。
あなたの中にもずっと消えない何かがありませんか。
悲しみでも、後悔でも、怒りでも、あるいは自分でも名前をつけられないあの重さ。
人類はずっとこの棘の抜き方を探してきました。神話の中に。哲学の中に。そして音楽の中に。
ワーグナーは《パルシファル》でその問いを描きました。そして、ワーグナーが亡くなった1883年----ブルックナーは交響曲第7番を完成させました。

彼は、ワーグナーのために作られた特別な楽器、ワーグナー・テューバをこの曲に導入しました。世間は言います。これは「ワーグナーへの追悼ではないか?」と。
でも、私にはそう聴こえないのです。
この第2楽章を聴いてください。悲しみではない。嘆きでもない。光に向かって傷が癒されていく音がします。
ブルックナーはワーグナーの死を悼んだのではなく、ワーグナー本人の中に、いや、もっと言えば、すべての人の記憶のなかに刺さったままで風化して見えなくなっていたその「記憶の棘」を----この交響曲第7番という偉大な音楽によって抜くことを成功したのだと私は確信しています。
だからこの作品は《パルシファル》の続編なのです。

演奏会の前半は、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」。
この曲の主題は「聖アンソニーのコラール」と呼ばれます。聖アンソニー----パドヴァのアントニウスは「失われたものを見つける聖人」として今もイタリアで広く愛されています。
落とした鍵。行方不明の子ども。迷子になった旅人。
ブラームスは、この「失われたものを探す聖人」の旋律を土台に変奏曲を書きました。神が後退していく時代に、失われた何かを探しながら----
そしてその探索の旅が、後半のブルックナーへとつながります。「失われたものを探す」から「源へと帰る」へ。この2曲は、一夜の旅の、前半と後半なのです。
私にとって、このブルックナーは単なる「教会音楽」ではありません。
私には、海に聴こえるのです。
静かな海。
うねる海。
光を湛えた海。
深く、果てしなく広がる海。
第1楽章も、第2楽章も、第3楽章も、第4楽章も----全部、海です。
世界中でこの作品が何万回と演奏されてきたのに、誰もそう言ってこなかった。でも、私にはそう聴こえる。
浄化の力が最も強いのは、塩水です。海は、記憶を洗い流す場所です。
その響きの中に人間の記憶、痛み、祈り、そして癒しがある。
だからこそ、今。この作品を、横浜で演奏したいのです。

11,000円
※注意事項:また、実際の紙媒体のチケットを送付希望の場合、送料が1000円、上乗せとなりますことを、ご承知ください。
9,900円
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8,800円
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指揮者村中大祐が率いる日本最高のオーケストラのひとつOrchesterAfiAが織り成す「自然と音楽」の世界観を体験してみてください!
「今回のシューマンの交響曲演奏は驚くべきものでした。音楽がうねる波のように聞く側に押し寄せては引き、ひいてはまた押し寄せるような感じでした。この演奏はフルトヴェングラーで聞いた時の衝撃を思い出させました。これがシューマンの第四番なんだ、やっと巡り合えた。」
(埼玉県男性)
「音楽のことをよくわからない私ですが、もう大興奮で帰宅しました。シューベルトの「グレート」一時間に及ぶ長丁場の演奏でしたが、飽きるどころか次はどんなふうに演奏をされるのかと思わず身をのりだしていました。」
(会社経営者、50代女性)
「感動が!毎回、毎回。前回を鮮やかに上回っている!今夜が最高だったね♪と感動を言葉に馳せながら家路を共にするのですが!その感動が!毎回、毎回。前回を鮮やかに上回っており、私たちは!何処までの高見へと感動を!至福を!享受させていただくのか!」
(イヴェント運営者、30代女性)
「前半のアンコールを味わったら前半で危うく酔っ払うところだった。昨夜は大成功でしたね。モーツァルトはとても趣味が良くて好演でしたよ。イタリアは、オケの能力が十分発揮されて楽しかった。」
(70代・男性)
「瑞々しさと生命力を感じさせるオーケストラ。音の美しさにいつの間にか涙が流れていたのよね。何だか涙が出て来たのよね。」
(音楽愛好家、女性)
「今回のような『暖かいオーケストラ』を感じたのは初めてでした。村中さんのお人柄がそのまま音となっていたような感じがしました。クラシックは大好きで演奏会にもよく出かける。今回はとても近くに感じられた。」
(60代・音楽関係者・男性)
ブルックナーの交響曲第7番が奏でる90分間の音楽体験。
あなたの心に刺さったままの何かを、音楽の力で洗い流す----
横浜みなとみらいホール
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-6
みなとみらい駅(みなとみらい線)徒歩3分